福山市立動物園飼育員ブログ
『ヅェンツーのヒナについて』
テーマ:ヅェンツーペンギン 投稿日:2016年7月22日
以前、ブログで紹介しましたが、7月に孵化したヅェンツーペンギンのヒナについてです。

孵化して2週間までは順調に成長していましたが、体重が増えなくなり、飼育員による直接給餌などの甲斐もむなしく、孵化して20日目の朝、亡くなりました。

来園して下さったお客さんに、ようやく姿を見せてくれるようになっていただけに、残念でなりません。

飼育員一同、ヒナの冥福を祈っております。

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『今日のふくちゃんの飼育員』
テーマ:ボルネオゾウ 投稿日:2016年7月18日
最近、今日の「ふくちゃん」シリーズをブログで紹介させてもらっていますが、今日は番外編!! 

今日の「ふくちゃん」の“飼育員”についてです。「ふくちゃん」には日頃、多くのエサを与えていることを先日紹介しましたが、その中にサトウキビもエサとして与えています。

現在、サトウキビは種子島から送って頂いていますが、夏から秋にかけては動物園のすぐそばの畑からソルゴー(牧草)、バショウ(バナナの木)を調達します。

動物園の近隣住民の方々に栽培していただいて、飼育員が必要な量を随時刈り取っていくというシステムです。

畑はこんな感じです! 

(ソルゴー)


(バショウ)

「ふくちゃん」も、おいしそうに食べてくれます!!

新鮮なエサを調達できるので、近隣の方々には感謝感謝です!!

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『カピバラづきあい』
テーマ:カピバラ 投稿日:2016年7月17日
小動物舎では、飼育スタッフが動物と同じ空間に入るため、動物たちが飼育スタッフの存在にビビらないよう、最低限度のレベルで馴れてもらう必要があります。
そうすることで、治療や繁殖に向けた取り組みがしやすくなります。
4月から小動物舎のメンバーに新たに加わった彼は、カピバラたちと仲良くしてもらうため、小松菜を与えてご機嫌取りをしています。
小松菜をあげて、頭をよしよしと!

 
一見、『カピバラと遊んで、楽しそうだな』と思われるかもしれませんが、これが大事なのです!!
 これを続けて、発展させていくとカピバラの負担を少なくして、治療などもできるようになります。
現在、当園のカピバラでは、3頭中2頭は無麻酔で(ビビらせず)注射をすることが出来ます。(実際に今まで、注射などの治療をしてケガや病気を治してきました。)
残り1頭は途中加入の「しろとり」で、「しろとり」のためにも、彼らの頑張りは今後も続きます!!

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『今日のふくちゃん 16』
テーマ:ボルネオゾウ 投稿日:2016年7月15日
今日の「ふくちゃん」は、テクニックとパワーをアピールしてきました!

タイヤ大好きふくちゃんは、トレーニング(お勉強)の時間前にはタイヤのお片付けのため、飼育員に渡します。

今日はタイヤを2個入れていたため、1個ずつお片付けをするのかと思いきや、なんと2個同時に近くまで運んできました!

1つは鼻で持ち、もう1つは口でくわえるという、テクニックとパワーが必要な技を駆使して!! 

2回もタイヤを持ってくるのが面倒なのか、時間短縮のためなのか、はたまたこちらにアピールしたのかはわかりませんが、ふくちゃんはテクニックとパワーを持ち合わせているようです。

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『NEW』
テーマ:ケープハイラックス 投稿日:2016年7月13日
こんにちは。
こちら福山。まだ梅雨は続きそうです。
毎日、天気予報とにらめっこの小動物担当です。

7月5日、ケープハイラックスが2頭生まれました。
もちろん、父親は「ポンタ」、母親は「ガンコ」です。
この夫婦での4度目の繁殖となりました。

2頭とも元気いっぱいで、元気に走ったり、ジャンプしたり、母乳をぐびぐび飲んだり。

そして、7月12日からお外デビューもしています。

よくよく探していただければ…ひょっとしたら…おちびちゃんたちが岩の隙間や寝室の入り口付近にいる…かもしれません。
(しばらくの間、寝室への出入りを自由にしていますので、見れない場合があります。気長にお待ちいただけると幸いです。)


展示場では、2年前に生まれたお姉ちゃんたちが、母親ガンコの子育てをサポートしてくれています。
見ていると、「お母さんはこっちだよー!お部屋にそろそろ帰ろうね。」と聞こえてきそうです。 

写真を撮っていると、父親のポンタくんが遊びにきてくれました。
(どちらかと言えばクローバー欲しさに。)
相変わらず、子育てはお任せのようです。



この日はお母さんの頭の上でのんびりと。

ケープハイラックスは全部で7頭になりました。
ハッピーなニュースは嬉しいですね。

まちあわせは 小動物舎のまえで。

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