福山市立動物園飼育員ブログ
「交換ホース」
テーマ:ボタンインコ 投稿日:2019年5月24日
こんにちは。
小動物担当です。


ボタンインコ展示場です。
小動物ゾーンでは止まり木の代わりとして使っている消防ホース。
丈夫さが自慢の消防ホースがボタンインコたちによってちぎられてしまいました。


前からいじっている跡があった消防ホースの○の部分がちぎられました。
ちぎってほしくないという担当の願い届かず。(交換するのが大変)


ちぎられた消防ホース。
ちりぢりになってほぐされていました。
感心です。


新しいホースを付け替えました。
ホース交換後、新しいホースと担当に警戒して避難中のインコたち。

ちなみに、小動物ゾーンでは扱いやすさから細いホースを、ボルネオゾウのふくちゃんのおもちゃには太いホースを使っていたりします。


交換のついでに、ホースをもう1本追加で設置してみました。
ケープハイラックスたちもホースを使っていることがあるので、今後の楽しみです。


長くて重たい消防ホースを引っ張りねじって、展示場内をのぼっての設置作業で、すっかり肩こりの担当でした。

△ページトップへ

『レイアウト2』
テーマ:ボタンインコ 投稿日:2019年2月22日
こんにちは。
小動物担当です。

ボタンインコの繁殖状況を確認するため、定期的に巣箱チエックをおこなっています。
そんなある日のようすです。


羽が多め。
ふわふわしてそう。


小松菜がポイントです。


木の皮をばらばらとシンプルに。
冷えそうです。


ふかふかしてそうな巣箱。
ヒナが少し大きくなっていました。


担当者的にはやっぱりここに住みたい。


巣箱を見ていると、ケープハイラックスたちに見られていました。

△ページトップへ

『レイアウト』
テーマ:ボタンインコ 投稿日:2019年2月7日
こんにちは。
小動物担当です。
 

ボタンインコ展示場です。
定期的にすべての巣箱の繁殖状況のチェックをおこなっています。
ある日の巣箱内のようすです。 


ここは、なんだかベーッシクな感じ。 


葉っぱ多めでピンク色のヒナがちらり。
ふかふかしてそう。 


木の皮多め。
段差がステキです。 


ここは見て感心しました。
担当者的にはここに住みたい。
 

これまでの調査により、今回のように冬期でも産卵をしていることが分かりました。
また、夏期は産卵が少ないことも分かりました。
 
ボタンインコ達は暖かいアフリカ生まれの動物。
それなのに夏に産卵があまり進まず、寒い冬には産卵が少なからずある・・・。
どうしてそうなっているのかは分かりませんが、とても不思議です。
(調査内容をまとめたものを過去にSAGAと動物園大学でポスター発表しています。発表したポスターは小動物ゾーンに掲示しているので、チェックしてみてくださいね。) 


巣箱チェックのときは、みんなそろって避難です。
今日もせっせと動き回るボタンインコたちと、それを眺める担当でした。

△ページトップへ

『ず~なんよ』
テーマ:ボタンインコ 投稿日:2018年3月22日
こんにちは。
小動物担当です。


広島市安佐動物公園で開催された「ず〜なんよ。動物園大学⑧ in ひろしま安佐」にポスター発表で参加してきました。
 

動物園大学?ず〜なんよ?ってなんなんよ。って思った方も多いでしょうか。
簡単に言うと、全国の動物園職員や動物園を題材に研究している研究者が集まり、そんな人たちのお話を聞くことができる会なのです。

詳しくはこちらを覗いてみてください。
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/zu/index.html

そこでボタンインコの繁殖についてデータを整理・解析・まとめをおこない、小動物チームを代表してポスター発表をしてきました。


発表ポスターはこんな感じ。


ポスターは「動物園大学ポスター展」として、4月1日まで安佐動物公園に掲示予定とのことなので、行かれた際には見てみてくださいね。
 
動物園大学には一般の方もたくさん参加されているので、ご興味ある方は今後参加してみてもいいかもしれません。

△ページトップへ

『茂る』
テーマ:ボタンインコ 投稿日:2018年1月17日
こんにちは。
小動物担当です。
 
フライングケージ植栽の剪定により、たくさんの枝葉をもらったので
ボタンインコ展示場の止まり木に使ってみました。


茂っています。


全ての止まり木を新しくしてみました。


外側からだとこんな感じだったり


こんな感じです。


ボタンインコたちは、一晩でこれだけの葉っぱを落としました。
 
エサにも巣材にもなる枝葉。
楽しんでもらえたらと思います。
 
葉っぱは、1週間たたないうちに全部落とされちゃうと思います。
熊手を振るう腕が鳴る担当でした。

△ページトップへ