▼パルマワラビー
多湿もしくは乾燥した広葉樹林・多雨林で個体群をなし生活している。妊娠期間は約30日で新生児は母親の育児のうまで自力で這い上がり乳頭に吸いつき、そこでさらに6~11カ月発育する。
和 名 | パルマワラビー |
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学 名 | Macropus parma |
英 名 | Parma Wallaby |
分 類 | 哺乳綱 有袋目 カンガルー科 |
分 布 | オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ州北東部) |
▼ワオキツネザル
乾燥した木のまばらにはえた岩地に生息する。昼間活動するが日中は休んでいることが多い。跳躍力があり地上をピョンピョンはねる。水を飲むときはイヌのように舌でピチャピチャなめる。食べ物は果実等の植物質の他に昆虫なども食べる。
和 名 | ワオキツネザル |
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学 名 | Lemur catta |
英 名 | Ring-tailed Lemur |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 |
分 布 | マダガスカル南部 |
▼エリマキキツネザル
キツネザル科では最も大きく、その生態について多くは知られていない。森林の上層に住み、果実を好んで食べる。ペア型の家族的な群れを作り、よく双子を産む。他のサルと違い、こどもを巣の中に残して採食にいくという特徴を持っている。
和 名 | エリマキキツネザル |
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学 名 | Varecia variegata |
英 名 | Ruffed Lemur |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 キツネザル科 |
分 布 | マダガスカル東部 |
▼コモンリスザル
川沿いの森林・雑木林の樹上に住み、大群で生活している。体長30cm、体重750〜1100gほどで体より長い尾は、バランスをとるのに役立っている。昼間行動し、雑食性で果実・木の実・昆虫等を食べる。
和 名 | コモンリスザル |
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学 名 | Saimiri sciureus |
英 名 | Common Squirrel Monkey |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 オマキザル科 |
分 布 | コスタリカ・パナマ・ペルー・ブラジルなど中南米 |
▼ブラッザモンキー
中央アフリカの沼や林に生息しており、半地上生活のため、危険がせまった時に、樹上に逃げ登るか、地面を走ったりする。跳躍力も走ることもすぐれている。雑食性で植物のほか、昆虫もよく食べる。
和 名 | ブラッザモンキー |
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学 名 | Cercopithecus neglectus |
英 名 | De Brazza's Guenon |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 オナガザル科 |
分 布 | ケニア・ウガンダ・コンゴ・ガボン・カメルーンなど |
▼ニホンザル
南方産のサルが多い中でニホンザルは主に北方に産するものとして知られ、青森県下北半島は世界のサル生息地の北限として有名である。雑食性動物でリーダーの統率下で採食をするが果実・木の葉・昆虫などを好んで餌にする。
和 名 | ニホンザル |
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学 名 | Macaca fuscata |
英 名 | Japanese Macaque |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 オナガザル科 |
分 布 | 日本(本州・四国・九州) |
▼シシオザル
20頭ぐらいの群れで相当広い地域を移動する。性質は荒々しく、雑食性である。現地では「モジャモジャしたほおひげ あごひげをはやした黒い顔のおじさん」といわれている。
和 名 | シシオザル |
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学 名 | Macaca silenus |
英 名 | Lion-tailed Monkey |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 オナガザル科 |
分 布 | インド、デカン高原西側からデカン半島南端までの間 |
▼マンドリル
雨林に生息する地上性のサルで、成熟したオスの顔の配色はとても派手になる。雑食性で果実・木の実・小動物などを食べる。雄の犬歯の戦闘力は、ヒョウに匹敵するとさえ言われている。
和 名 | マンドリル |
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学 名 | Mandrillus sphinx |
英 名 | Mandrill |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 オナガザル科 |
分 布 | カメルーン南部〜ガボン〜コンゴ |
▼マントヒヒ
険しい岩地に住み、群れをなして生活している。成獣の雄がリーダーとなり昼間活動している。雑食性で何でも食べるが、特に植物性のものや昆虫、小動物などを食べている。雄は成獣になると毛が灰色となり、白っぽいみごとなタテガミが頭から肩をおおうようになる。雌と子どもには雄のようなタテガミは無い。
和 名 | マントヒヒ |
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学 名 | Papio hamadryas |
英 名 | Hamadryas Baboon |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 オナガザル科 |
分 布 | アラビア・エジプト・エチオピアなど |
▼シロテテナガザル
長い腕ですばやく枝から枝へ移動し、ひととびで10メートルぐらいも飛ぶことができ、空中曲芸師のようである。地上に降りたときは身長に比べて長すぎる腕を上にさし上げて、左右のバランスをとりながらひょいひょいと後足のみで立って歩く。顔の周囲と手が白い。
和 名 | シロテテナガザル |
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学 名 | Hylobates lar |
英 名 | White-handed Gibbon |
分 類 | 哺乳綱 霊長目 テナガザル科 |
分 布 | ミャンマー・タイ・マレー半島 |
▼アカハナグマ
長い尾と、上向きで長く突き出た鼻が特徴である。オスは単独で生活するが、メスは群れで生活するため互いに育児を助けあう。雑食性で果実から甲虫やその幼虫を食べる。
和 名 | アカハナグマ |
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学 名 | Nasua nasua |
英 名 | South American Ringtailed Coati |
分 類 | 哺乳綱 食肉目 アライグマ科 |
分 布 | 南アメリカの森林(アルゼンチン、ウルグアイ) |
▼ミーアキャット
砂漠のように乾燥した開けた土地に棲み、長く強い爪で地面を掘る。2~3家族が集まった群れで生活し完全な昼行性で、妊娠期間は平均77日で4頭位の子を産む。
和 名 | ミーアキャット |
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学 名 | Suricata suricatta |
英 名 | Slender-tailed Meerkat(Suricate) |
分 類 | 哺乳綱 食肉目 マングース科 |
分 布 | アンゴラ・ナミビア・南アフリカ・ボツワナ南部 |
▼ピューマ
ヤマネコの中では最大で、カナダ南部から南アメリカまで広範囲に生息する。また、獲物は小型の齧歯類から成獣のシカまでと様々である。
和 名 | ピューマ |
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学 名 | Felis concolor |
英 名 | Puma |
分 類 | 哺乳綱 食肉目 ネコ科 |
分 布 | カナダのブリティシュコロンビア州から南米のパタゴニアまで |
▼サーバル
体つきは細く、四肢が長い。体色は、褐色に黒斑とチーターに似ているが、小型で尾も短い。
和 名 | サーバル |
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学 名 | Felis serval |
英 名 | Serval |
分 類 | 哺乳綱 食肉目 ネコ科 |
分 布 | サハラ以南のアフリカ |
▼ライオン
ネコ科の中ではめずらしく、群れ(プライド)をなす。一方で、若いオスは、複数のオス同士で生活する。プライドでは、狩りをするのは、基本的にメスである。
和 名 | ライオン |
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学 名 | Panthera leo |
英 名 | Lion |
分 類 | 哺乳綱 食肉目 ネコ科 |
分 布 | アフリカ 南アジア |
▼アムールヒョウ
ヒョウの中では、最も北に生息し、体が最も大きい。木登りが得意であり、獲ったエサを木の上におくこともある。生息数は数十頭で、絶滅の危機にある。
和 名 | アムールヒョウ |
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学 名 | Panthera pardus orientalis |
英 名 | Amur Leopard |
分 類 | 哺乳綱 食肉目 ネコ科 |
分 布 | 朝鮮半島 中国東北部 ロシア南東部(アムール川流域) |
▼アムールトラ
現存するネコ科の中で、最も大きく、大きいもので体重300㎏以上になると言われている。人間によって殺されたり、生息域が減少するなどして、絶滅の危機にある。
和 名 | アムールトラ |
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学 名 | Panthera tigris altaica |
英 名 | Amur Tiger |
分 類 | 哺乳綱 食肉目 ネコ科 |
分 布 | アムール川流域から北朝鮮 |
▼ボルネオゾウ
ボルネオゾウは、マレーシアのボルネオ島北東部のみに生息するゾウで、アジアの中でも一番小さい種類です。
他のゾウと違い、群れの中に常に雄ゾウがいることが判っていますが生態はあまりよく分かっていません。
野生では1600頭~2000頭といわれていますが、パーム油をとるためのプランテーション開発で生息域を追われています。
2001年から飼育されている「ふくちゃん」は園の人気者です。
和 名 | ボルネオゾウ |
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学 名 | Elephas maximus borneensis |
英 名 | Bornean Elephant (Borneo Elephant) |
分 類 | 哺乳綱 長鼻目 ゾウ科 |
分 布 | ボルネオ島北東部(マレーシア) |
▼ハートマンヤマシマウマ
シマウマの中では小型で、おもに山岳地に住んでいるため、ヤマシマウマと呼ばれている。妊娠期間は約12カ月で、1回に1頭の子を産む。ヤマシマウマの特徴のひとつとして、くびの下側に肉垂があることがあげられる。
和 名 | ハートマンヤマシマウマ |
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学 名 | Equus zebra hartmannae |
英 名 | Hartman's Mountain Zebra |
分 類 | 哺乳綱 奇蹄目 ウマ科 |
分 布 | アンゴラ・南西アフリカ |
▼ケープハイラックス
体長44~54cm、体重1.8~5.4㎏で、見た目はネズミの仲間に見えるが、進化の過程では、ゾウに近い動物である。そのため、数センチのキバを持つが、闘争の時に使うのみで、エサとなる草を食べるときには使わない。
和 名 | ケープハイラックス |
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学 名 | Procavia capensis capensis |
英 名 | Cape Hyrax |
分 類 | 哺乳綱 岩狸目 イワダヌキ科 |
分 布 | アフリカ・アジア西部 |
▼アミメキリン
首と足が長く、頭の先端までの高さが4m~5.5mである。体色は、クリーム色と茶色の網目模様をしている。長い首をいかして、木の葉を主に食べる。ウシなどと同じく胃が4つある反芻動物である。
和 名 | アミメキリン |
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学 名 | Giraffa camelopardalis reticulata |
英 名 | Reticulated Giraffe |
分 類 | 哺乳綱 偶蹄目 キリン科 |
分 布 | ケニア北部からエチオピア |
▼ニホンリス
体重は250~310g。 平野部から亜高山帯まで森林に生息するが、低山帯の松林に多い。昼行性で主に樹上で生活する。種子・果実・キノコ・昆虫・小鳥の卵などを食べる。九州では、最近絶滅したとされ、広島県でもほとんどみることができない。
和 名 | ニホンリス |
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学 名 | Sciurus lis |
英 名 | Japanese Squirrel |
分 類 | 哺乳綱 げっ歯目 リス科 |
分 布 | 本州・四国・淡路島 |
▼テンジクネズミ
野生のテンジクネズミから家畜化されたもので、体毛の色の変化はさまざまである。群居性を持ち、するどい声で叫びあう。妊娠期間は66~72日で3~4子を産む。
和 名 | テンジクネズミ |
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学 名 | Cavia Porcellus |
英 名 | Guinea Pig |
分 類 | 哺乳綱 げっ歯目 テンジクネズミ科 |
▼カピバラ
南アメリカに生息する、世界最大のネズミの仲間である。暑さをしのぐためや捕食者から身を守るために、1日の半分を水の中で過ごす。主に水草や水辺にはえる草を食べる。
和 名 | カピバラ |
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学 名 | Hidrochaerus hydrochaeris |
英 名 | Capybara |
分 類 | 哺乳綱 げっ歯目 カピバラ科 |
分 布 | 南アメリカのパナマからアルゼンチン北東部 |
▼ミゼットポニー
アルゼンチン原産で、シェットランドポニーを小型にして、1960年頃誕生した。体が頑丈で、頭は良く独立心があり、耳と鼻も敏感で、鳴き声・臭いで仲間を確認する。
和 名 | ミゼットポニー |
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学 名 | Equus caballus |
英 名 | Midget Horse |
分 類 | 哺乳綱 奇蹄目 ウマ科 |
▼ダチョウ
現存する鳥の中で最も大きく飛べない鳥である。他の走鳥類とは異なり、足の指が2本であるが、時速70㎞で走ることができ、持久力も持ち合わせている。
和 名 | ダチョウ |
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学 名 | Struthio camelus |
英 名 | Ostrich |
分 類 | 鳥綱 ダチョウ目 ダチョウ科 |
分 布 | アフリカの半砂漠およびサバンナ地帯 |
▼レア
アメリカ大陸に住む鳥の中で最大の種。アメリカダチョウの異名を持ち、1羽のオスに対して複数のメスで群れを構成し、生活する。抱卵期間は35~40日である。
和 名 | レア |
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学 名 | Rhea americana |
英 名 | Common Rhea |
分 類 | 鳥綱 レア目 レア科 |
分 布 | 南アメリカのアマゾン川以南からパタゴニアの北部 |
▼フタニクダレヒクイドリ
オーストラリアやニューギニアなどの森林(多雨林など)に生息する。非常に警戒心が強く時速45km位の早さで森林の中で進むことが出来る。抱卵期間は約50日である。
和 名 | フタニクダレヒクイドリ |
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学 名 | Casuarius casuarius |
英 名 | Southern Cassowary |
分 類 | 鳥綱 ヒクイドリ目 ヒクイドリ科 |
分 布 | オーストラリア(ヨーク岬半島)・ニューギニア・セラム島・アルー諸島 |
▼エミュー
オーストラリアに現存する鳥では最大であり、開けた草原に生息している。走ることは得意で時速65kmで走ることも出来る。抱卵期間は約56日である。
和 名 | エミュー |
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学 名 | Dromaius novaehollandiae |
英 名 | Emu |
分 類 | 鳥綱 ヒクイドリ目 エミュー科 |
分 布 | オーストラリア(多雨林と開発の進んだ地区以外) |
▼ジェンツーペンギン
体長約50~90cm、体重4~6kgで、目の上にヘアバンドのように頭頂部でつながった白い模様がある。先端が黒いオレンジ色のくちばしを持っている。氷のない草地や小高い山のなだらかな斜面などに巣を作る。好奇心が強く、活発なペンギンである。南緯46~65度の亜南極の島々で繁殖する。
和 名 | ジェンツーペンギン |
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学 名 | Pygoscelis papua papua |
英 名 | Gentoo Penguin |
分 類 | 鳥綱 ペンギン目 ペンギン科 |
分 布 | 南極大陸を囲むように分布 |
▼フンボルトペンギン
体長約68cm体重3~4kg。フンボルト海流に沿って分布していることからこの名がついた。海岸の洞窟、岩穴、石の間、植物の茂みの中、地表面等に巣をつくり、一年中巣と海の間を往復して過ごす。
20世紀になって環境破壊や餌である小魚の乱獲により生息数が減少し、絶滅が心配されている。
和 名 | フンボルトペンギン |
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学 名 | Spheniscus humboldti |
英 名 | Humboldt Penguin |
分 類 | 鳥綱 ペンギン目 ペンギン科 |
分 布 | 南米ペルー・チリの沿岸など |
▼ショウジョウトキ
トキの仲間は視覚よりも触覚を優先して獲物を探す。歩きながら長く緩やかにカーブしたくちばしをやわらかい泥の中に入れてカニ・貝・水生昆虫などを探す。日中は地上で餌をとるが夕暮れになると夜行性の捕食動物から身を守るため水辺の木の上で寝る。
和 名 | ショウジョウトキ |
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学 名 | Eudocimus ruber |
英 名 | Scarlet Ibis |
分 類 | 鳥綱 コウノトリ目 トキ科 |
分 布 | 南アメリカ・中央アメリカ南部 |
▼ヘラサギ
昔は日本にもたくさん渡来していたらしいが、近年は少ない。大きな池や沼沢地の浅い水中で生活、へら状のくちばしを左右に動かして、小魚やザリガニなどを食べて生活し、夜は高い木に止まって休むことが多い。夏羽は頭上に羽冠という飾り羽がある。
和 名 | ヘラサギ |
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学 名 | Platalea leucorodia |
英 名 | White Spoonbill |
分 類 | 鳥綱 コウノトリ目 トキ科 |
分 布 | 中国北部・東南アジア |
▼チリ-フラミンゴ
標高の高いアンデスの沼地や湖に集団で生息する。多いときには数万羽程度の集団になることもある。細い足一本で長時間立っていることができる。
和 名 | チリ-フラミンゴ |
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学 名 | Phoenicopterus ruber chilensis |
英 名 | Chilean Flamingo |
分 類 | 鳥綱 フラミンゴ目 フラミンゴ科 |
分 布 | 南アメリカ南部・アフリカ南部・中近東・南アジア |
▼オシドリ
山間部の林に囲まれた池や川に住み、高い木の上に止まって休む。秋から冬にかけては、ナラカシなどの実を食べているが、水生昆虫・カタツムリ・小魚なども食べる。大きな木の樹洞に巣をかけることが多い。雄の冬羽はたいへん美しく、くり色の大きな「いちょう羽」が特徴的。
和 名 | オシドリ |
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学 名 | Aix galericulata |
英 名 | Mandarin Duck |
分 類 | 鳥綱 ガンカモ目 ガンカモ科 |
分 布 | シベリア東南部・東部アジア |
▼シジュウカラガン
灰黒色のガンで、顔に大きな三角形の白斑がある。北極圏のツンドラ、シベリア東北部沿岸、アリューシャン諸島などで繁殖し、日本には冬鳥として渡来するが、近年は急に数が減り、めったに見られなくなった。主に北アメリカ北部に分布しており、12亜種に分類されている。
和 名 | シジュウカラガン |
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学 名 | Branta canadensis |
英 名 | Aleutian Goose |
分 類 | 鳥綱 ガンカモ目 ガンカモ科 |
分 布 | アリューシャン諸島・北アメリカ西部 |
▼ツクシガモ
大型のカモで夏の繁殖期にはオスのくちばしの根元にはコブのような突起があるが、冬羽ではこの突起は落ちてしまう。ヨーロッパ・中央アジア・シベリア南西部・中国北部・モンゴル・満州などで繁殖している。日本には冬鳥として有明海などに飛来し、福山でも見ることができる。
和 名 | ツクシガモ |
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学 名 | Tadorna tadorna |
英 名 | Northern Shelduck |
分 類 | 鳥綱 ガンカモ目 ガンカモ科 |
分 布 | ユーラシアおよびアフリカの温熱帯 |
▼フサホロホロチョウ
ホロホロチョウの中では最大で、頭部と頸部には毛が生えていないが、体には銀と青色の鮮やかな羽をまとっている。捕食者から逃げる際には、飛ぶより走る方が多い。
和 名 | フサホロホロチョウ |
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学 名 | Acryllium vulturinum |
英 名 | Vultrine Guineafowl |
分 類 | 鳥綱 キジ目 ホロホロチョウ科 |
分 布 | アフリカのエチオピア南部・ソマリア・ケニア |
▼ゴシキセイガイインコ
海抜1400mまでの森林に群れで生活し、花の蜜を食べる。抱卵期間は約25日で雌雄交代で卵を抱く。漢字で「五色青海鸚哥」と書く。
和 名 | ゴシキセイガイインコ |
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学 名 | Trichoglossus haematodus moluccanus |
英 名 | Rainbow Lorikeet |
分 類 | 鳥綱 オウム目 ヒインコ科 |
分 布 | オーストラリア・ニューギニア |
▼キバタン
森林・サバンナに生息し樹上で果実・花,地上で草の種子・根を採食する。刺激を受けると黄色い冠羽を立てらせ、「ギャーギャー」と甲高い声で鳴く。
和 名 | キバタン |
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学 名 | Cacatua galerita galerita |
英 名 | Sulphur-crested Cockatoo |
分 類 | 鳥綱 オウム目 オウム科 |
分 布 | オーストラリア・タスマニア |
▼コバタン
外見上キバタンに似ているが、キバタンよりも小型で、生息地も異なる。草の種子や果実を足で持って採食する。
和 名 | コバタン |
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学 名 | Cacatua sulphurea |
英 名 | Lesser Sulphur-crested Cockatoo |
分 類 | 鳥綱 オウム目 オウム科 |
分 布 | インドネシア東部のスラウェシ島・フロレス諸島 |
▼ボタンインコ
アカシアが生えるサバンナや渓谷に小規模な群れで生息する。樹洞やハタオリドリ類などの巣に営巣し、草の種子や木の新芽などを採食する。
和 名 | ボタンインコ |
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学 名 | Agrapornis lilianae |
英 名 | Nyasa Lovebird |
分 類 | 鳥綱 オウム目 インコ科 |
分 布 | ザンビア北部・タンザニア南西部 |
▼ルリコンゴウインコ
森林に生息し、つがいか小群れでねぐらにつく。樹冠部で果実・堅果などを食べ大木の樹洞に営巣する。漢字で「瑠璃金剛鸚哥」と書く。
和 名 | ルリコンゴウインコ |
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学 名 | Ara ararauna |
英 名 | Blue and Yellow Macaw |
分 類 | 鳥綱 オウム目 インコ科 |
分 布 | 中南アメリカ |
▼ワライカワセミ
カワセミの中では大型種である。森林性であるため、昆虫などの無脊椎動物や小型の爬虫類、哺乳類を獲物とする。人が笑っているような声で鳴く。
和 名 | ワライカワセミ |
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学 名 | Dacelo novaeguineae |
英 名 | Laughing Kookaburra |
分 類 | 鳥綱 ブッポウソウ目 カワセミ科 |
分 布 | オーストラリア東部、南東部、南西部・ニュージーランド |
▼オニオオハシ
オオハシ類の中で最大の一種。先端に黒い部位がある巨大な黄色の嘴をもつ。重そうだが、実際には中空で軽い。食性は多様で、果実や昆虫、鳥の卵などを採食する。
和 名 | オニオオハシ |
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学 名 | Ramphastos toco |
英 名 | Toco Toucan |
分 類 | 鳥綱 キツツキ目 オオハシ科 |
分 布 | 南アメリカ北部 |
▼チリメンナガクビガメ
外見上ヘビのように長い首を持つことから名づけられた。遊泳性が高く、ほぼ完水棲で、河川の中・下流部や河口付近に生息する。動物食の傾向が強い。
和 名 | チリメンナガクビガメ |
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学 名 | Macrochelodina rugosa |
英 名 | Northern Australian Snake-neck Turtle |
分 類 | 爬虫綱 カメ目 ヘビクビガメ科 |
分 布 | オーストラリア北部 |
▼インドホシガメ
ドーム状の甲羅に放射状の星形模様があり、甲長15~28cmになる。乾燥地に生息し、主に植物を食べる。雨季に繁殖し、10~15cmの穴に複数の卵を産む。
和 名 | インドホシガメ |
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学 名 | Geochelone elegans |
英 名 | Star Tortoise |
分 類 | 爬虫綱 カメ目 リクガメ科 |
分 布 | インド・パキスタン・スリランカ |
▼アルダブラゾウガメ
最大甲長105cmでガラパゴスゾウガメについで2番目に大きなリクガメ。砂漠地帯に生息し、サボテン、木の葉など、主に植物を食べるが、動物の死体なども食べることがある。毎年数回、一度に12~14個の卵を産む。
和 名 | アルダブラゾウガメ |
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学 名 | Geochelone gigantea |
英 名 | Aldabra Giant Tortoise |
分 類 | 爬虫綱 カメ目 リクガメ科 |
分 布 | 西部インド洋のアルダブラ島(セイシェル諸島) |
▼ケヅメリクガメ
甲長は最大で76cmになる大型のリクガメ。砂漠周辺やサバンナなど開けた乾燥地帯に生息しており、日中は暑さをしのぐために、穴を掘って生活している。
和 名 | ケヅメリクガメ |
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学 名 | Geochelone sulcata |
英 名 | African Spurred Tortoise |
分 類 | 爬虫綱 カメ目 リクガメ科 |
分 布 | アフリカ東部、中部、西部 |
▼メガネカイマン
目の間の前方に、骨質の隆起があり、眼鏡をかけたように見える。昼は水面に浮かんでおり、夜に活発になることが多い。肉食で爬虫類や魚類、水鳥などを食べる。
和 名 | メガネカイマン |
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学 名 | Caiman crocodilus |
英 名 | Spectacled Caiman |
分 類 | 爬虫綱 ワニ目 アリゲーター科 |
分 布 | メキシコ南部からアルゼンチン北部 |
▼モエギニシキヘビ
樹上性で木の枝に独特な形でトグロを巻いてじっとしていることが多い。幼体は黄色や赤褐色の体色をしているが、成長にともなって緑色になる。小型の鳥類やネズミなどの小動物を食べる。
和 名 | モエギニシキヘビ |
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学 名 | Morelia azurea |
英 名 | Northern green python |
分 類 | 爬虫綱 有鱗目 ニシキヘビ科 |
分 布 | ニューギニア |
▼レッドテグー
南米に生息する地上性の大型トカゲ。
昆虫や他の爬虫類、小型の鳥類・哺乳類、果実や野草など、様々なものを食べる雑食性。メスよりオスのほうが大きくなり、性成熟したオスは顎のまわりの筋肉が発達し膨らんでいる。
和 名 | レッドテグー |
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学 名 | Salvator rufescens |
英 名 | Red Tegu |
分 類 | 爬虫綱 有鱗目 テグートカゲ科 |
分 布 | ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ |
▼ボールニシキヘビ
アフリカ大陸に広く生息している小型のニシキヘビ。
主に夜行性で、ネズミなどの小型哺乳類や鳥類を食べる。
外敵に襲われたときにボールのように身体を丸め、頭と首を隠して身を守ることからこの名がついた。
和 名 | ボールニシキヘビ |
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学 名 | Python regius |
英 名 | Ball python |
分 類 | 爬虫綱 有鱗目 ニシキヘビ科 |
分 布 | サハラ砂漠以南の西アフリカから中央アフリカ |