『交尾』
テーマ:園内の野生生物 投稿日:2016年6月18日
こんにちは。
園路でおもしろいものを発見した小動物担当です。
それがこちら!
ニホンカナヘビの交尾です。
それも園路の ど、ど、ど真ん中。
彼らの交尾は、♂が♀に噛みつき、そこから♂が体をぐいっと曲げて交尾を行います。
この写真では上側で腹部に噛みついているのが♂、下側が♀です。
ちょっぴり失礼してひっくり返してみました。
ほれっ!
なんと!ぴくりともしませんでした。
♂の必死さが伝わってきます。
よくよく見るとペニスもしっかり挿入されているようですね。
園内を散策されるときに展示動物だけではなく、ときには足下にもご注目!というのが担当のおすすめです。
園路でおもしろいものを発見した小動物担当です。
それがこちら!
ニホンカナヘビの交尾です。
それも園路の ど、ど、ど真ん中。
彼らの交尾は、♂が♀に噛みつき、そこから♂が体をぐいっと曲げて交尾を行います。
この写真では上側で腹部に噛みついているのが♂、下側が♀です。
ちょっぴり失礼してひっくり返してみました。
ほれっ!
なんと!ぴくりともしませんでした。
♂の必死さが伝わってきます。
よくよく見るとペニスもしっかり挿入されているようですね。
園内を散策されるときに展示動物だけではなく、ときには足下にもご注目!というのが担当のおすすめです。
『羽化』
テーマ:園内の野生生物 投稿日:2016年5月13日
こんにちは。
今回は西園からお送りします。小動物担当です。
西園には草木がたくさん生えているので、たびたびエサ用にクヌギやササなどを収穫しにやって来ています。
立派なクヌギの木にはおいしそうな葉がたくさん!
過去には、このクヌギのドングリをニホンリスへのおみやげとして持っていったことも。
クヌギの根本付近に「ウロ」を発見しました!
…むむむ!ウロ付近になにかたくさんいますね。
ウロの内部を覗いてみると…
あっ!ヨコズナサシガメが集まって羽化していました!
羽化直後の成虫は、全身が鮮やかな赤色なのでとてもきれいです!
羽化をしている個体も発見しました。
幼虫の背中がパカっと割れて成虫が出てきます。
羽化している個体のまわりにいる、羽が短いのは幼虫なので、これから羽化が始まるのかもしれませんね。
ちなみにこのヨコズナサシガメという昆虫、立派な外来生物です。
原産は中国〜東南アジアで、1920年代に物資に紛れて九州に侵入・定着し、現在は東北南部にまで分布を拡大しています。
在来種が捕食され問題になっている一方で、イラガ等の害虫の強力な捕食者でもあるため、生物農薬として害虫の異常発生の抑制にも役立っているこちらのヨコズナサシガメ。
エサの収穫だけではなく、良いものが見れました。
ただ、気になりすぎて4日連続で観察しに来ていたことはひみつ。
今回は西園からお送りします。小動物担当です。
西園には草木がたくさん生えているので、たびたびエサ用にクヌギやササなどを収穫しにやって来ています。
立派なクヌギの木にはおいしそうな葉がたくさん!
過去には、このクヌギのドングリをニホンリスへのおみやげとして持っていったことも。
クヌギの根本付近に「ウロ」を発見しました!
…むむむ!ウロ付近になにかたくさんいますね。
ウロの内部を覗いてみると…
あっ!ヨコズナサシガメが集まって羽化していました!
羽化直後の成虫は、全身が鮮やかな赤色なのでとてもきれいです!
羽化をしている個体も発見しました。
幼虫の背中がパカっと割れて成虫が出てきます。
羽化している個体のまわりにいる、羽が短いのは幼虫なので、これから羽化が始まるのかもしれませんね。
ちなみにこのヨコズナサシガメという昆虫、立派な外来生物です。
原産は中国〜東南アジアで、1920年代に物資に紛れて九州に侵入・定着し、現在は東北南部にまで分布を拡大しています。
在来種が捕食され問題になっている一方で、イラガ等の害虫の強力な捕食者でもあるため、生物農薬として害虫の異常発生の抑制にも役立っているこちらのヨコズナサシガメ。
エサの収穫だけではなく、良いものが見れました。
ただ、気になりすぎて4日連続で観察しに来ていたことはひみつ。
『見つけれるかな!?』
テーマ:園内の野生生物 投稿日:2015年6月20日
今日、エサとしてカシを採取しようと、園内の木にやってくると、
動物が隠れていました。
どんな動物が隠れているでしょうか。
少し寄ってみましょう。
わかりますか??
中央の葉が枯れているところに、なにかいますよ!!
それではさらに寄ってみます。
もう、おわかり頂けたかと思います。
“二ホンカナヘビ”です。
木に登ってきたようですが、人が来たので隠れているつもりなんでしょー。
園内にはいろんな動物が隠れています!!
見つけに来てみてはどうでしょうか?
動物が隠れていました。
どんな動物が隠れているでしょうか。
少し寄ってみましょう。
わかりますか??
中央の葉が枯れているところに、なにかいますよ!!
それではさらに寄ってみます。
もう、おわかり頂けたかと思います。
“二ホンカナヘビ”です。
木に登ってきたようですが、人が来たので隠れているつもりなんでしょー。
園内にはいろんな動物が隠れています!!
見つけに来てみてはどうでしょうか?
『ハニーな来客』
テーマ:園内の野生生物 投稿日:2015年6月1日
小動物舎にあるクローバー畑に、最近小さな来客がありました誰かというと、『セイヨウミツバチ』です!
小さな昆虫ですし、訪れる回数や個体数もかなり少ないので、お目にかかれるかはわかりませんが、ぷーんと飛んできては、最近咲き始めたクローバーの花の蜜をせっせと集めています。
セイヨウミツバチは1日にすごい数の花に訪れて、蜜を集めるんですよね! がんばれ!!ミツバチ!!!
小さな昆虫ですし、訪れる回数や個体数もかなり少ないので、お目にかかれるかはわかりませんが、ぷーんと飛んできては、最近咲き始めたクローバーの花の蜜をせっせと集めています。
セイヨウミツバチは1日にすごい数の花に訪れて、蜜を集めるんですよね! がんばれ!!ミツバチ!!!
『ゾウのプールに生態系!?』
テーマ:園内の野生生物 投稿日:2014年8月8日
本格的に夏をむかえた今日この頃、
ゾウ舎では、定期的に(月に数回)ゾウのプールの清掃を行います。
水を抜いて、ゴシゴシと!
今回も同様に水を抜くと、うごめくモノが!!
採取してみると、ガムシ、ハイイロゲンゴロウ、ミズカマキリなどの水の中に住む昆虫たちです。
彼らを紹介しますと、
ガムシは草を食べる昆虫で、発見した時には、ゾウの体から落ちた草や、糞の中にある未消化の草に食らいついていました。
ハイイロゲンゴロウは、肉食で、お尻で呼吸するので、水中でオナラみたいにお尻から空気を出します。
ミズカマキリは、見た目がカマキリに似ていますが、カメムシの仲間で、前脚で獲物を捕まえて、体液を吸います。
・・・と、説明しながら、ふと私は思いました。
ゾウがプールに入る
⇒ ゾウから落ちた葉やフンをガムシが食べ
⇒ ガムシやプールに落ちた昆虫を、ハイイロゲンゴロウが食べ
⇒ そのような小型の昆虫を捕まえに、ミズカマキリがやってくる
つまり、ゾウのプールで生態系ができているのではないかと。
他の生物もいると思うので、そう簡単な流れではないと思いますが、生態系が出来ていたら面白いですね。
さて、今回紹介したゲンゴロウやミズカマキリは、水田の減少や農薬の使用によって、最近は個体数が減少しているようです。
私たち人間の昔ながらの生活は、動物にとって、とても良いものだったのかもしれませんね。
最後に、ゲンゴロウやミズカマキリなどは、は虫類館に展示して、皆様に見て頂けるようにしてみようと思います。