福山市立動物園飼育員ブログ
『夏』
テーマ:ワライカワセミ 投稿日:2018年7月22日
こんにちは。
小動物担当です。 

暑いです。
ワライカワセミ展示場も暑いです。
 

口を開け暑そうにしているおそらくお姉ちゃん。
 

グリーンカーテンの下で涼しそうな弟くん。
 

対照的な2羽。


そろって暑そうな父・母・姉。
 

やっぱり涼しそうな弟くん。
 

お腹のところにひょっこり?
 
続きます。

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『産卵のつづき 2018』
テーマ:ワライカワセミ 投稿日:2018年7月7日
こんにちは。
小動物担当です。
 
ワライカワセミの産卵です。(2018年2度目)
 
4月30日に1つめ。
5月2日に2つめ。


5月3〜4日に3つめと4つめ。


5月11日に5つめと6つめ。
 

家族での抱卵。(混み合っています)
 
5月15日、1つ地面に落とされていました。
どうやら発生中止卵のようです。
 

6月1日、2つ地面に落とされていました。
こちらも同じく発生中止卵。
そのうち1つはミイラ化した小さなヒナが入っていました。
 

6月3日、巣箱から親たちが出てきていたのでのこりの3つを回収。
検卵してみると発生が進んでいなかったので、無精卵か発生中止卵のようでした。

3度目の産卵につづきます。

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『産卵』
テーマ:ワライカワセミ 投稿日:2018年6月9日
こんにちは。
小動物担当です。
 
2018年最初のワライカワセミの産卵です。
 

3月20日〜22日のあいだに2つ。


しっかり卵を温めます。(卵がはみ出ていることはよくあります)
 

3月25日に3つめ。 

孵化予定を過ぎても孵化がみられなかったので検卵してみると、残念ながら発生(成長)が止まってしまっていました。


今回の産卵は残念でしたが、嬉しい発見も。
野生のワライカワセミは繁殖した子どもたちが、ヘルパーとして抱卵や子育ての手伝いなどをおこないます。
今回は2017年に繁殖した子どもたちを含めた、家族全員での抱卵がみられたことが大きな収穫でした。


家族の抱卵は寒さにも負けないと思っていますが、気温の低さは強敵のようです。


2度目の産卵につづきます。

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『落とし穴』
テーマ:ワライカワセミ 投稿日:2018年1月13日
こんにちは。
小動物担当です。
 
ワラビー&ワライカワセミ展示場で、がさがさ変な音がするなと思ったら…
 

植栽の防護柵の中に入っていました。


上から落ちたようです。
 
短期間の間に防護柵の中に2度も落ちてしまいました。
これ以上、落ちてしまわないように、防護柵の上の部分に止まり木を付けてみました。
これで安心のはず。(不安がのこります)
 
この個体は、なんだかとてものほほんとしているのです。
おそらく少しの間、人工保育をしていた個体だと思います。
(以前ブログで紹介しました。担当者の間では弟くんと呼んでいます)
 
2017年は2羽繁殖して♀(お姉ちゃん)と♂(弟くん)が生まれました。
この弟くんだけ、どうやら担当者に慣れてしまったようで、展示場に入ると近くでエサがもらえるのを待っていることが多いです。


近くで待っています。


エサを差しあげました。


近くで待っているのです。


寒さに負けず、落とし穴にも落ちずに頑張ってもらいたいと願う担当でした。

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『ねじる』
テーマ:ワライカワセミ 投稿日:2017年9月27日
こんにちは。
小動物担当です。

ワライカワセミとボタンインコ展示場に消防ホースを設置してみました。


こんな感じだったり。


こんな感じです。
 
展示場にある偽木は、樹木を差し込める構造になっているのですが、それだけではどうしても限界があるので、今回は消防ホースを止まり木の代わりとして使用してみました。 

消防ホースはぎゅっと引っ張って、ねじねじっとねじって設置しているので、


ボタンインコのエサの小松菜だったり、


ワライカワセミのエサのマウスとかをはさむことができます。


ゆらゆらゆれる消防ホースがいいのか、ワライカワセミたちはすっかりお気に入りのようです。


ボタンインコ展示場には、何本か設置してみました。
ごちゃごちゃした感じが増しました。
 
そういえば、ボタンインコが何羽いるのか数えてみたら約110羽でした。
動物たちが、どのように消防ホースを使っているか観察してみてくださいね。

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