福山市立動物園飼育員ブログ
『ゴムゴムの乳!?』
テーマ:パルマヤブワラビー 投稿日:2013年8月17日
以前のブログで、パルマヤブワラビーのこどもが袋から顔を出したと紹介しました。
 
その後、8月に入ると、このようにほとんど袋から出て過ごすようになりました。



袋から出たとはいえ、授乳はまだまだ行います。
 
ワラビーのような有袋類の場合、乳首は袋の中にあります。
なので、お乳をのむ時は顔だけを袋の中に入れて飲みますが、

最近、驚愕写真をゲットしました。

それでは、どうぞ



アップでどうぞ!!



ンンッ!!!
何かが伸びている!!!

それは、なんと乳首です。

まさかの乳首がゴムのようにのびるみたいです。

なんか便利そうなんですが、少し痛そう・・・
でも母親のアノコはいたって平気みたいです。


お乳を吸い終わった後は



乳首は無事格納されました。

なんともすごい乳首ですね。

私たち、ヒトでは考えられないです。

やっぱり動物は面白いし、スゴイ!!!

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『袋からコンニチワラビー!!』
テーマ:パルマヤブワラビー 投稿日:2013年6月17日
来園して下さった方は気付いているかもしれませんが、
小動物舎にいるパルマヤブワラビーのメスのアノコちゃんの袋が最近かなり大きくなっています。

立っている状態でも、袋がモゴモゴしていて尻尾が出たり、横になっている時も、手足が出たりします。






そしてついに袋から顔を出してくれる瞬間がきました。
 



まだ顔も小さく、毛も長くはないですが、とてもカワイイ!!
 
常に顔を出してはいませんが、これから出してくれる頻度が多くなってくると思います。
ぜひ見に来て下さい。



ちなみにワラビーは有袋類の仲間なので、お腹にある袋で子育てをします。
袋の中に産まれてくると思っている方がいるかもしれませんが、
子どもはお尻の方にある穴(総排せつ腔)から目に見えない位の小さな状態で生まれてきて、
目も耳もまだ機能していないのに、自分でお腹の袋まで這いあがって中に入ります。

なんて神秘的なのでしょう。

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