「ペロリンについてのお知らせ」
テーマ:サーバル 投稿日:2019年6月12日
サーバルのペロリンについてお知らせです。
5月末頃より、後ろ足を痛そうにするそぶりが見られ始め様子をみておりましたが、レントゲン検査の結果、骨にヒビが入っていることがわかりました.
食欲・活力は十分で、日課のシャーッも健在ですが、当分は運動を制限して安静にしてもらう必要があり、しばらく展示場には出てこない予定です.
ペロリンが全快するまで、しばしお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします.
また、ペロリンはもともと年齢不詳でしたが、今回、同時に行った歯のチェックで、結構な摩耗が見られたことなどから、『実は思っていた以上におじいちゃんなんじゃないか』説が浮上しました.
かつて(7年くらい前)は、腎不全で食欲がゼロになり、そこから奇跡の復活をとげて現在に至る逞しいペロリンですが、今後、より年齢を重ねていく上で、どういったケアが必要なのか、どうやったら健やかに暮らしていけるのか…。
今回のヒビのことも反省に踏まえつつ、よくよく考えていきたいと思います。
5月末頃より、後ろ足を痛そうにするそぶりが見られ始め様子をみておりましたが、レントゲン検査の結果、骨にヒビが入っていることがわかりました.
食欲・活力は十分で、日課のシャーッも健在ですが、当分は運動を制限して安静にしてもらう必要があり、しばらく展示場には出てこない予定です.
ペロリンが全快するまで、しばしお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします.
また、ペロリンはもともと年齢不詳でしたが、今回、同時に行った歯のチェックで、結構な摩耗が見られたことなどから、『実は思っていた以上におじいちゃんなんじゃないか』説が浮上しました.
かつて(7年くらい前)は、腎不全で食欲がゼロになり、そこから奇跡の復活をとげて現在に至る逞しいペロリンですが、今後、より年齢を重ねていく上で、どういったケアが必要なのか、どうやったら健やかに暮らしていけるのか…。
今回のヒビのことも反省に踏まえつつ、よくよく考えていきたいと思います。
「混合2019」
テーマ:小動物ゾーン 投稿日:2019年6月8日
こんにちは。
小動物担当です。
5月中旬ころからコバタンとオニオオハシが屋外展示場に登場しています。
まずはコバタンのトトとシロ。
今回は展示場に丈夫なロープをいくつか設置してみました。
このロープは消防ホースと同様で、消防署や消防団で使われていたものを、リサイクルして福山市立動物園で使っています。
丈夫なロープなのでコバタンたちにも壊されないはず。
そのため管理する側の担当も嬉しく、彼らが気に入って使ってくれるようなら追加しようかと思っていたら
感心してしまうほどに、すでにちりぢり。
コバタンたちの破壊力がロープの丈夫さに勝ったようです。
彼らが登場前に新しくしていた止まり木もすでに何本かぼろぼろ。
夏が来る前にロープと止まり木の交換が担当の課題です。
次にオニオオハシのトコ。
青草を食べているカピバラたちが気になるようす。
やっぱり気になるみたい。
トコがいた屋内展示場の大掃除中に見つけた巣箱の中身。
フィーダーに使っているパイナップルのヘタがコレクションされていました。
トコのステキな趣味を見つけた瞬間です。
2018年に屋外展示場に設置したけれど、使っているところをほとんど見たことがなかったねじねじ消防ホース。
不思議と今年は使ってくれています。
行動の幅が広がりそうです。
今年もますますにぎやかになりそうな小動物ゾーンでした。
小動物担当です。
5月中旬ころからコバタンとオニオオハシが屋外展示場に登場しています。
まずはコバタンのトトとシロ。
今回は展示場に丈夫なロープをいくつか設置してみました。
このロープは消防ホースと同様で、消防署や消防団で使われていたものを、リサイクルして福山市立動物園で使っています。
丈夫なロープなのでコバタンたちにも壊されないはず。
そのため管理する側の担当も嬉しく、彼らが気に入って使ってくれるようなら追加しようかと思っていたら
感心してしまうほどに、すでにちりぢり。
コバタンたちの破壊力がロープの丈夫さに勝ったようです。
彼らが登場前に新しくしていた止まり木もすでに何本かぼろぼろ。
夏が来る前にロープと止まり木の交換が担当の課題です。
次にオニオオハシのトコ。
青草を食べているカピバラたちが気になるようす。
やっぱり気になるみたい。
トコがいた屋内展示場の大掃除中に見つけた巣箱の中身。
フィーダーに使っているパイナップルのヘタがコレクションされていました。
トコのステキな趣味を見つけた瞬間です。
2018年に屋外展示場に設置したけれど、使っているところをほとんど見たことがなかったねじねじ消防ホース。
不思議と今年は使ってくれています。
行動の幅が広がりそうです。
今年もますますにぎやかになりそうな小動物ゾーンでした。
「交換ホース」
テーマ:ボタンインコ 投稿日:2019年5月24日
こんにちは。
小動物担当です。
ボタンインコ展示場です。
小動物ゾーンでは止まり木の代わりとして使っている消防ホース。
丈夫さが自慢の消防ホースがボタンインコたちによってちぎられてしまいました。
前からいじっている跡があった消防ホースの○の部分がちぎられました。
ちぎってほしくないという担当の願い届かず。(交換するのが大変)
ちぎられた消防ホース。
ちりぢりになってほぐされていました。
感心です。
新しいホースを付け替えました。
ホース交換後、新しいホースと担当に警戒して避難中のインコたち。
ちなみに、小動物ゾーンでは扱いやすさから細いホースを、ボルネオゾウのふくちゃんのおもちゃには太いホースを使っていたりします。
交換のついでに、ホースをもう1本追加で設置してみました。
ケープハイラックスたちもホースを使っていることがあるので、今後の楽しみです。
長くて重たい消防ホースを引っ張りねじって、展示場内をのぼっての設置作業で、すっかり肩こりの担当でした。
小動物担当です。
ボタンインコ展示場です。
小動物ゾーンでは止まり木の代わりとして使っている消防ホース。
丈夫さが自慢の消防ホースがボタンインコたちによってちぎられてしまいました。
前からいじっている跡があった消防ホースの○の部分がちぎられました。
ちぎってほしくないという担当の願い届かず。(交換するのが大変)
ちぎられた消防ホース。
ちりぢりになってほぐされていました。
感心です。
新しいホースを付け替えました。
ホース交換後、新しいホースと担当に警戒して避難中のインコたち。
ちなみに、小動物ゾーンでは扱いやすさから細いホースを、ボルネオゾウのふくちゃんのおもちゃには太いホースを使っていたりします。
交換のついでに、ホースをもう1本追加で設置してみました。
ケープハイラックスたちもホースを使っていることがあるので、今後の楽しみです。
長くて重たい消防ホースを引っ張りねじって、展示場内をのぼっての設置作業で、すっかり肩こりの担当でした。
『産卵2019のつづき』
テーマ:ワライカワセミ 投稿日:2019年5月1日
こんにちは。
小動物担当です。
ワライカワセミの産卵のつづきです。
母と父、そして2018年生まれの♂も抱卵をしていました。
卵がはみ出ていることはよくあります。
あっ
おっ
すっぽり。
卵を隠すことに成功したようです。
そろそろ孵化予定だった4月14日に、卵がひとつ地面に落とされていました。
卵は割られて中身は無くなっていました。
4月17日には、親鳥たちが抱卵するのをやめてしまっていたので、のこり2つの卵を回収。
中身を確認してみると。
1つは、発生がすすんでいませんでした。
無精卵か初期に発生が中止してしまった卵のようです。
もう1つは、初期に発生が止まっていました。
こちらはどうやら発生中止卵。
残念ながら、今回抱卵していた卵は全てだめでした。
やはりこの時期の産卵は気温の低さからか、孵化はせずに終わってしまいます。
ただ、2018年生まれの子どもがヘルパーとして抱卵の手伝いをしていたことは嬉しい収穫です。
これからの夏に期待です。
家族での抱卵を見て、やっぱり期待していた担当でした。
小動物担当です。
ワライカワセミの産卵のつづきです。
母と父、そして2018年生まれの♂も抱卵をしていました。
卵がはみ出ていることはよくあります。
あっ
おっ
すっぽり。
卵を隠すことに成功したようです。
そろそろ孵化予定だった4月14日に、卵がひとつ地面に落とされていました。
卵は割られて中身は無くなっていました。
4月17日には、親鳥たちが抱卵するのをやめてしまっていたので、のこり2つの卵を回収。
中身を確認してみると。
1つは、発生がすすんでいませんでした。
無精卵か初期に発生が中止してしまった卵のようです。
もう1つは、初期に発生が止まっていました。
こちらはどうやら発生中止卵。
残念ながら、今回抱卵していた卵は全てだめでした。
やはりこの時期の産卵は気温の低さからか、孵化はせずに終わってしまいます。
ただ、2018年生まれの子どもがヘルパーとして抱卵の手伝いをしていたことは嬉しい収穫です。
これからの夏に期待です。
家族での抱卵を見て、やっぱり期待していた担当でした。
『ケープハイラックスのポンタくん』
テーマ:ケープハイラックス 投稿日:2019年4月30日
ポンタが2019年4月13日に亡くなりました。
亨年14歳でした。
2018年4月10日より、ほとんどエサを食べなくなり、便は少量しか出なくなっていました。
体が少しずつ動かなくなり、4月12日には点滴をおこないましたが、状態は改善することはありませんでした。
4月13日の朝、日々を過ごした寝室で亡くなっていました。
死因は、老衰でした。
14歳と高齢で体調がすぐれない日もあったかと思います。
ですが、ポンタは最期までしっかりと生きてくれました。
ポンタは広島市の安佐動物公園で2004年9月18日に生まれました。
2010年12月16日に来園し、小動物ゾーンの立ち上げメンバーとして、亡くなったガンコとのあいだにたくさんの子どもたちに恵まれました。
2017年11月に、ポンタの年齢的な衰えにより、群れのリーダーをかけて息子のトンペイとケンカになり、こてんぱんに負けてしまいました。
その後はバックヤードの寝室で暮らすことになりました。
亡くなってしまってもおかしくないような大ケガでしたが、ポンタはたくましく懸命に生きてくれました。
ポンタがバックヤードで過ごした1年5ヶ月。
ポンタにとってはどのような年月だったのでしょうか。
飼育担当としては振り返ってみるとあっという間の時間でした。
寝室では日光にあたることができないため、気温の暖かい日には、外出用ケージに入ってもらい、日光浴をするのが日課でした。
日光浴中に、収穫したてのものを食べるのも日課に。
ポンタは気分屋でエサの好き嫌いが多かったため、今思えば彼が食べるものをいつも探していました。
寒がりだったため、小型ストーブを置いているこの場所が、ポンタの冬のお気に入りの場所でした。
2018年の冬の寒さは、高齢のポンタにとってはきびしいものになりました。春を迎えることができるのか、心配していました。
しかし、暖かくなってきてもエサを食べたり食べなかったりと、体調を心配する日が続いていました。
亡くなる数日前から大好きなサクラを食べなくなっていたので、思えば前兆だったのかもしれません。
4月9日には、2018年の秋ぶりに外出を。この日光浴がポンタにとって最後の外出となりました。
ポンタのファンの方々から、お供え用のバナナとお花、お手紙のプレゼントをもらっています。
最後までありがとうございます。
ポンタは人にとても慣れていたため、彼の寝室に私たちが一緒に入っても怖がることはなく、ケージに入ってもらい日光浴をすることができました。
これから先、現役の動物たちが高齢やケガなどで展示場に出られなくなったときに、ポンタと同じように飼育することができるかというと、そうではないと思います。
その個体にあった飼育方法を探していかなくてはなりません。
私たち飼育担当の今後の課題です。
どこか暖かいところで、自由に走りまわってお昼寝をして、好きなものをたくさん食べて変わらず穏やかに過ごしてくれたらと願うばかりです。
ポンタのことをかわいがってくださった多くのみなさまに感謝いたします。
小動物担当一同