「ペロリンを可愛がっていただいた皆さまへ」
テーマ:サーバル 投稿日:2019年6月23日
先日のブログで獣医師よりご報告させていただきました通り、6月18日(火)にサーバルのペロリン(雄)が亡くなりました。

ペロリンは2012年に来園し、猛獣ゾーン2階の小型ネコ科ゾーンで飼育展示をしてきました。
ちょっと風変わりな名前ですが、口を閉じていてもペロッと舌が出ていることが多かったため「ペロリン」と名付けました。
ペロリンは、人に対して「シャーッ!!」と唾を飛ばしつつ威嚇をしてくる好戦的な性格ながら、どことなく締まりのない顔つきが醸し出す独特のキャラクターが魅力的で、多くのサーバルファンの方々に愛されていました。
また、5月中旬頃からは足の治療と経過観察のために展示を見合わせていましたので、ファンの皆さまには大変ご心配をおかけしました。
いま一度、ペロリンの元気な姿をお見せすることができなかったこと、担当者一同とても申し訳なく思っております。
そしてペロリンに対しても、ごめんねという思いでいっぱいです。
ペロリンの死を無駄にしないよう、改善すべきところは改善し、より良い飼育管理ができるように努めてまいります。
長いあいだ、ペロリンを可愛がってくださり、本当にありがとうございました。
(飼育担当)

ペロリンは2012年に来園し、猛獣ゾーン2階の小型ネコ科ゾーンで飼育展示をしてきました。
ちょっと風変わりな名前ですが、口を閉じていてもペロッと舌が出ていることが多かったため「ペロリン」と名付けました。
ペロリンは、人に対して「シャーッ!!」と唾を飛ばしつつ威嚇をしてくる好戦的な性格ながら、どことなく締まりのない顔つきが醸し出す独特のキャラクターが魅力的で、多くのサーバルファンの方々に愛されていました。
また、5月中旬頃からは足の治療と経過観察のために展示を見合わせていましたので、ファンの皆さまには大変ご心配をおかけしました。
いま一度、ペロリンの元気な姿をお見せすることができなかったこと、担当者一同とても申し訳なく思っております。
そしてペロリンに対しても、ごめんねという思いでいっぱいです。
ペロリンの死を無駄にしないよう、改善すべきところは改善し、より良い飼育管理ができるように努めてまいります。
長いあいだ、ペロリンを可愛がってくださり、本当にありがとうございました。
(飼育担当)
「サーバルのペロリンが亡くなりました」
テーマ:サーバル 投稿日:2019年6月20日
サーバルのペロリンが亡くなりました.
5月末頃、足の骨にヒビが入っていることがわかり、運動を制限し療養していたペロリンですが、改善がなかなか認められませんでした.そこで、再度レントゲン検査を行ったところ、ヒビを起点として完全に骨が折れてしまっていたことがわかり、手術を行うこととなりました.
長時間の麻酔・手術にもペロリンは頑張って耐えてくれ、手術は終了.術後の状態も安定していたかに見えました.しかし、病院から寝室に戻った後、突然呼吸が止まり、急いで蘇生を試みましたが、そのまま回復することなく亡くなってしまいました.
呼吸が止まってしまった原因は、はっきりとはわかりませんが、手術や麻酔のダメージが関連している可能性が考えられ、これらの管理に課題が残るとともに、ペロリンには大変申し訳なく思っています.
せめて、今後は同様の事例を出さないで済むように、問題の洗い出しと、改善の徹底に努めて参りたいと思います.
ペロリンの回復を応援してくださっていた皆さま、良いお知らせができず、大変申し訳ございません.ペロリンを応援してくださり、大変ありがとうございました.
(獣医師)
5月末頃、足の骨にヒビが入っていることがわかり、運動を制限し療養していたペロリンですが、改善がなかなか認められませんでした.そこで、再度レントゲン検査を行ったところ、ヒビを起点として完全に骨が折れてしまっていたことがわかり、手術を行うこととなりました.
長時間の麻酔・手術にもペロリンは頑張って耐えてくれ、手術は終了.術後の状態も安定していたかに見えました.しかし、病院から寝室に戻った後、突然呼吸が止まり、急いで蘇生を試みましたが、そのまま回復することなく亡くなってしまいました.
呼吸が止まってしまった原因は、はっきりとはわかりませんが、手術や麻酔のダメージが関連している可能性が考えられ、これらの管理に課題が残るとともに、ペロリンには大変申し訳なく思っています.
せめて、今後は同様の事例を出さないで済むように、問題の洗い出しと、改善の徹底に努めて参りたいと思います.
ペロリンの回復を応援してくださっていた皆さま、良いお知らせができず、大変申し訳ございません.ペロリンを応援してくださり、大変ありがとうございました.
(獣医師)
「ペロリンについてのお知らせ」
テーマ:サーバル 投稿日:2019年6月12日
サーバルのペロリンについてお知らせです。

5月末頃より、後ろ足を痛そうにするそぶりが見られ始め様子をみておりましたが、レントゲン検査の結果、骨にヒビが入っていることがわかりました.
食欲・活力は十分で、日課のシャーッも健在ですが、当分は運動を制限して安静にしてもらう必要があり、しばらく展示場には出てこない予定です.
ペロリンが全快するまで、しばしお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします.
また、ペロリンはもともと年齢不詳でしたが、今回、同時に行った歯のチェックで、結構な摩耗が見られたことなどから、『実は思っていた以上におじいちゃんなんじゃないか』説が浮上しました.
かつて(7年くらい前)は、腎不全で食欲がゼロになり、そこから奇跡の復活をとげて現在に至る逞しいペロリンですが、今後、より年齢を重ねていく上で、どういったケアが必要なのか、どうやったら健やかに暮らしていけるのか…。
今回のヒビのことも反省に踏まえつつ、よくよく考えていきたいと思います。


5月末頃より、後ろ足を痛そうにするそぶりが見られ始め様子をみておりましたが、レントゲン検査の結果、骨にヒビが入っていることがわかりました.
食欲・活力は十分で、日課のシャーッも健在ですが、当分は運動を制限して安静にしてもらう必要があり、しばらく展示場には出てこない予定です.
ペロリンが全快するまで、しばしお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします.
また、ペロリンはもともと年齢不詳でしたが、今回、同時に行った歯のチェックで、結構な摩耗が見られたことなどから、『実は思っていた以上におじいちゃんなんじゃないか』説が浮上しました.
かつて(7年くらい前)は、腎不全で食欲がゼロになり、そこから奇跡の復活をとげて現在に至る逞しいペロリンですが、今後、より年齢を重ねていく上で、どういったケアが必要なのか、どうやったら健やかに暮らしていけるのか…。
今回のヒビのことも反省に踏まえつつ、よくよく考えていきたいと思います。

「混合2019」
テーマ:小動物ゾーン 投稿日:2019年6月8日
こんにちは。
小動物担当です。
5月中旬ころからコバタンとオニオオハシが屋外展示場に登場しています。

まずはコバタンのトトとシロ。

今回は展示場に丈夫なロープをいくつか設置してみました。
このロープは消防ホースと同様で、消防署や消防団で使われていたものを、リサイクルして福山市立動物園で使っています。

丈夫なロープなのでコバタンたちにも壊されないはず。
そのため管理する側の担当も嬉しく、彼らが気に入って使ってくれるようなら追加しようかと思っていたら

感心してしまうほどに、すでにちりぢり。
コバタンたちの破壊力がロープの丈夫さに勝ったようです。

彼らが登場前に新しくしていた止まり木もすでに何本かぼろぼろ。
夏が来る前にロープと止まり木の交換が担当の課題です。

次にオニオオハシのトコ。

青草を食べているカピバラたちが気になるようす。

やっぱり気になるみたい。

トコがいた屋内展示場の大掃除中に見つけた巣箱の中身。
フィーダーに使っているパイナップルのヘタがコレクションされていました。
トコのステキな趣味を見つけた瞬間です。

2018年に屋外展示場に設置したけれど、使っているところをほとんど見たことがなかったねじねじ消防ホース。
不思議と今年は使ってくれています。
行動の幅が広がりそうです。

今年もますますにぎやかになりそうな小動物ゾーンでした。
小動物担当です。
5月中旬ころからコバタンとオニオオハシが屋外展示場に登場しています。

まずはコバタンのトトとシロ。

今回は展示場に丈夫なロープをいくつか設置してみました。
このロープは消防ホースと同様で、消防署や消防団で使われていたものを、リサイクルして福山市立動物園で使っています。

丈夫なロープなのでコバタンたちにも壊されないはず。
そのため管理する側の担当も嬉しく、彼らが気に入って使ってくれるようなら追加しようかと思っていたら

感心してしまうほどに、すでにちりぢり。
コバタンたちの破壊力がロープの丈夫さに勝ったようです。

彼らが登場前に新しくしていた止まり木もすでに何本かぼろぼろ。
夏が来る前にロープと止まり木の交換が担当の課題です。

次にオニオオハシのトコ。

青草を食べているカピバラたちが気になるようす。

やっぱり気になるみたい。

トコがいた屋内展示場の大掃除中に見つけた巣箱の中身。
フィーダーに使っているパイナップルのヘタがコレクションされていました。
トコのステキな趣味を見つけた瞬間です。

2018年に屋外展示場に設置したけれど、使っているところをほとんど見たことがなかったねじねじ消防ホース。
不思議と今年は使ってくれています。
行動の幅が広がりそうです。

今年もますますにぎやかになりそうな小動物ゾーンでした。
「交換ホース」
テーマ:ボタンインコ 投稿日:2019年5月24日
こんにちは。
小動物担当です。

ボタンインコ展示場です。
小動物ゾーンでは止まり木の代わりとして使っている消防ホース。
丈夫さが自慢の消防ホースがボタンインコたちによってちぎられてしまいました。

前からいじっている跡があった消防ホースの○の部分がちぎられました。
ちぎってほしくないという担当の願い届かず。(交換するのが大変)

ちぎられた消防ホース。
ちりぢりになってほぐされていました。
感心です。

新しいホースを付け替えました。
ホース交換後、新しいホースと担当に警戒して避難中のインコたち。
ちなみに、小動物ゾーンでは扱いやすさから細いホースを、ボルネオゾウのふくちゃんのおもちゃには太いホースを使っていたりします。

交換のついでに、ホースをもう1本追加で設置してみました。
ケープハイラックスたちもホースを使っていることがあるので、今後の楽しみです。

長くて重たい消防ホースを引っ張りねじって、展示場内をのぼっての設置作業で、すっかり肩こりの担当でした。
小動物担当です。

ボタンインコ展示場です。
小動物ゾーンでは止まり木の代わりとして使っている消防ホース。
丈夫さが自慢の消防ホースがボタンインコたちによってちぎられてしまいました。

前からいじっている跡があった消防ホースの○の部分がちぎられました。
ちぎってほしくないという担当の願い届かず。(交換するのが大変)

ちぎられた消防ホース。
ちりぢりになってほぐされていました。
感心です。

新しいホースを付け替えました。
ホース交換後、新しいホースと担当に警戒して避難中のインコたち。
ちなみに、小動物ゾーンでは扱いやすさから細いホースを、ボルネオゾウのふくちゃんのおもちゃには太いホースを使っていたりします。

交換のついでに、ホースをもう1本追加で設置してみました。
ケープハイラックスたちもホースを使っていることがあるので、今後の楽しみです。

長くて重たい消防ホースを引っ張りねじって、展示場内をのぼっての設置作業で、すっかり肩こりの担当でした。