以前から脂肪種により、日常行動に支障が出てきていたリスザル(♀一頭)ですが、9月19日に当園の獣医師により脂肪種の摘出が行われました。
そのため、首から胸にかけての毛がカットされています。
縫合跡もよく見えます。だいぶ痛々しい姿ですが、以前と比べるとかなり動きやすくなったように思います。
見た目が元通りになるまで、少し時間がかかりますが、よく食べ元気に過ごしていますので、ご安心下さいね。
8月1日から10日に愛称募集を行い、168点の応募の中から「アナ」・「エルサ」と名付けられました。
産まれてからすくすくと成長し、今では展示場内をピョンピョンと二人仲良く元気に飛び回っています。
さぁ~すがっ、双子ちゃん!
アナとエルサ、とってもそっくりなのです。そこで、私たち飼育員が発見した2頭の違いがコレ!
額の真中、眉間の所にうっすらと黒い線が入っているのがアナ!無いのが、エルサ!
皆様わかるかな?
見分けるのは至難の業ですが、来園された際は是非2頭の違いを観察してみてくださいね♪
長らく、ブログの更新が出来ず、申し訳ありません。
その更新できなかった期間に、担当者は、とある場所へ行っていました!
詳細は、後日紹介しますので、乞うご期待!
さて、今回のブログネタは『ハイラックス』
なんと、9月14日に3頭のこどもが誕生しました。
それでは早速、出産直後の写真をどうぞ!
まだ、体が少しぬれています。
そして、大きさは手のひらサイズ!!
父親は、安佐動物公園生まれのポンタくん、母親は、富士自然動物公園から来たガンコちゃん。
この夫婦の間での繁殖は昨年に続き、今回で2回目です。
産まれて1日目から、早くも2mの高さまで登り、地面へと飛び降りるという、運動能力の高さを見せつけてくれています。
見守る期間として、1週間、様子を観察してきましたが、母子ともに健康そうです。
今後は、展示場へ移動してボタンインコたちとの同居も待っています。
ちょっとずつ、いろんな環境になれてくれればと思います。
展示場に移動する際には、1歳を迎えたトンペイお兄ちゃん、こども達にいろいろと教えてあげてね。
ご来園される方へ
ハイラックスのこどもはとても小さく、岩場などに隠れたりしますので、お時間のある方は、全6頭をぜひ探してみて下さいね。
本格的に夏をむかえた今日この頃、
ゾウ舎では、定期的に(月に数回)ゾウのプールの清掃を行います。
水を抜いて、ゴシゴシと!
今回も同様に水を抜くと、うごめくモノが!!
採取してみると、ガムシ、ハイイロゲンゴロウ、ミズカマキリなどの水の中に住む昆虫たちです。
彼らを紹介しますと、
ガムシは草を食べる昆虫で、発見した時には、ゾウの体から落ちた草や、糞の中にある未消化の草に食らいついていました。
ハイイロゲンゴロウは、肉食で、お尻で呼吸するので、水中でオナラみたいにお尻から空気を出します。
ミズカマキリは、見た目がカマキリに似ていますが、カメムシの仲間で、前脚で獲物を捕まえて、体液を吸います。
・・・と、説明しながら、ふと私は思いました。
ゾウがプールに入る
⇒ ゾウから落ちた葉やフンをガムシが食べ
⇒ ガムシやプールに落ちた昆虫を、ハイイロゲンゴロウが食べ
⇒ そのような小型の昆虫を捕まえに、ミズカマキリがやってくる
つまり、ゾウのプールで生態系ができているのではないかと。
他の生物もいると思うので、そう簡単な流れではないと思いますが、生態系が出来ていたら面白いですね。
さて、今回紹介したゲンゴロウやミズカマキリは、水田の減少や農薬の使用によって、最近は個体数が減少しているようです。
私たち人間の昔ながらの生活は、動物にとって、とても良いものだったのかもしれませんね。
最後に、ゲンゴロウやミズカマキリなどは、は虫類館に展示して、皆様に見て頂けるようにしてみようと思います。
報告が遅くなりましたが、3月のアムールヒョウ誕生に続き、猛獣ゾーンにてまたまた嬉しいニュースです!
猛獣ゾーン2階で飼育展示しているカラカルのペアに、5月31日、1頭のかわいい赤ちゃんが誕生しました!(父親:カール、母親:カーラ)
こちらは、生後1週間頃の写真です。
タヌキではありませんよ (笑)
そして、こちらが生後3週間頃です。
だいぶん室内を動き回るようになってきました。
現在は、馬肉をかじる姿も見られるなど順調に離乳も進んでいるようです。
一般公開は、8月を予定しています。
みなさん、お楽しみに!!