福山市立動物園飼育員ブログ
『おみやげ パート②』
テーマ:ニホンリス 投稿日:2015年12月10日
こんにちは。
以前、ニホンリスにどんぐりを与えて猛烈にかわいかったので、今回はおみやげとしてクリを持ってきました。


園内ではクリを採ることはできないので、クリはサルの担当者から少しおすそ分けしてもらいました。


がじがじ


がじがじ








どうやらメッシュ柵と格子柵の間にクリを挟みたかったみたいですね。
これは貯食行動といって冬場に備えて、食べ物を隠して置いておく行動なのですが、これは隠しているといえるのかどうかすら疑問です… 

良い場所に来てくれたので少しだけ相手をしてもらいました。
*以下の「」はリスが喋ったのではなく、個人的な想像です。


「はっ!くり!くり!」


「おねがいちょうだい!」


「ちょうだーーーーい!!」


「この人にあそばれたの!」
* この後ちゃんと与えました。
 
暖かくなったら、何かまた持って来てあげようと思います。

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『きになるカキ!?』
テーマ:マレーヤマアラシ 投稿日:2015年12月7日
この季節になるとカキがおいしくなる季節ですね。
そう、広島と言えば牡蠣(かき)!! 

でも、動物園では木になる柿(カキ)を来園者の方からいただきますので、動物たちがおいしく食べてくれます。
 
いくつかの動物が柿を食べてくれるのですが、食い付きが良かったのは、
 “マレーヤマアラシ”

野生での寿命が約15年と言われる中、今年で17歳の老夫婦「バイオじぃちゃん」と「モミジばぁちゃん」は、衰えを感じさせないすごい速さでカキをゲットし、勢いよくガシガシ食べてくれました。



ご満悦!!といった感じでしょうか?
晩ごはんでも、一番に柿を食べていました。
日本ならではの四季を感じてくれているでしょうかね。

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『うんち』
テーマ:アミメキリン 投稿日:2015年12月5日
こんにちは。サバンナゾーンです。
いきなりですが、うんちについてのブログって今までなかったかなと思いますので今日はタイトルの通り「うんち」で。

これは『あんず』のうんち。ころころしていて、かわいいフォルムのうんちをしていたのでついつい並べて写真を撮ってしまいました。

続いてこちらは、母親の『かりん』のうんちと一緒に。
母親のうんちと比べると『あんず』のものはまだまだ小さいですが、生まれた頃と比べるとこれでも大きくなったんですよ。
体が大きく成長するのに伴って、うんちも少しずつ立派な大人うんちに近づいているようです。

このままでは「おいおい、うんちだけかよ!」と言われてもおかしくないので、サバンナ舎の2階からのぞいた女子部屋『かりん』と『あんず』の寝室の写真でおしまいにしたいと思います。

こそこそっと来てみたんですが、見つかってしまいました。

私を放置して、2頭で仲良くエサを食べ始めてしまいました。
たくさん食べて、もりもり「うんち」をしてほしいものです。

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『トグロ』
テーマ:ビルマニシキヘビ 投稿日:2015年12月3日
こんにちは、小動物舎担当飼育員です。
よく会話の中で、“とぐろを巻く”という言葉を使うことがありますが、
髑髏(どくろ)ではありません!蜷局(とぐろ)です!! 
意味は、「蛇などがからだを渦巻き状に巻く」や「ある場所に腰をすえて、動かないでいる」など複数の意味があります。

とぐろとは、このような写真のような状態を指しているのですが、
本来はキレイに巻上がるようにグルグルなることはありません。

『ま、そんなにキレイに巻くこともないだろう』と思いながら、小動物舎の作業の合間に、お隣の爬虫類館でビルマニシキヘビをのぞいて見ると、

まさかのきれいにとぐろを巻いていました!! 
思わず写真におさめてしまったのですが、爬虫類担当に聞くと、『たまにあるよー』とのことで、
ぜひ皆様も、きれいにとぐろを巻いている状態を見に来ていただければと思います。
最後に念のため、“どくろ”ではなく“とぐろ”ですよー!!!!

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『見間違えに・・・ご注意!!』
テーマ:カピバラ 投稿日:2015年12月2日
今日はカピバラ情報です。
オスのしろとり君が群れに加わり、少しずつマユミ、フクタと仲良くなってきたことは以前お伝えしましたが、その後さらに群れの状態は安定してきました。

写真を見ていただくと、3頭の距離が近くなっているのがわかるかと思います。
左から、シロトリ(オス)、マユミ(メス)、フクタ(オス)です。

こうして並ぶと、どれがどれやら見分けがつかなくなってきたかと思います。
それは、シロトリ君の成長が著しいことが原因です。
今、シロトリ君は1歳半で、食欲が日々増加し、日々体が大きくなっていってます。
今まで、体が一番大きかったマユミを抜き、当園で一番大きなカピバラになりました。
これからも、まだまだ大きくなるかなと思っています。
ちなみに、シロトリ、マユミ、フクタ、コトネの順で体が大きいです。

当園の群れ形成は珍しいオス複数タイプなので、シロトリ君が大きくなり、この先群れ内の関係性も変化する可能性がありますので、引き続き観察していこうと思います

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