福山市立動物園飼育員ブログ
『ライオン ラヴィのトレーニング』
テーマ:ライオン 投稿日:2017年6月27日
現在、猛獣舎では、麻酔をかけずに網越しで検査や治療が出来るようにトレーニングを実施しております。
現在、実施しているのはライオンの「ラヴィちゃん」とアムールヒョウの「ピンちゃん」です。
アムールヒョウの「ピン」は、とても優秀で前後の足の爪切りが可能で、皮下注射のための皮膚のつまむ、筋肉注射のための尖ったものをさされることに我慢できるようになりました。
一方、ライオンの「ラヴィちゃん」は口の中をチェックするための口開けが出来るようになっていましたが、最近の気温上昇に伴って、だるくなったのか、トレーニング場所に来なくなっていました。
「ラヴィちゃん」も「ピンちゃん」同様に、皮下注射や筋肉注射が出来るように、木材で台を作成したのに・・・
 
しかーし、今日はなぜかやる気になって、台の上まで来てくれました。

この後、伏せてくれれば体勢はOK!
下の方からエサを与えていると、伏せてくれました!(と言っても、まだ覚えてはいません)

前後の足が網にくっついているし、良い感じ!!
早速でも、注射針を刺したいところですが、焦らず!じっくり!!
まずは触られることから馴らしていき、刺すためにはクリアしなければいけない事がたくさん!!
トレーニングはまだ序盤!
頑張るぞ「ラヴィ」!!

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