福山市立動物園飼育員ブログ
『カピバラづきあい』
テーマ:カピバラ 投稿日:2016年7月17日
小動物舎では、飼育スタッフが動物と同じ空間に入るため、動物たちが飼育スタッフの存在にビビらないよう、最低限度のレベルで馴れてもらう必要があります。
そうすることで、治療や繁殖に向けた取り組みがしやすくなります。
4月から小動物舎のメンバーに新たに加わった彼は、カピバラたちと仲良くしてもらうため、小松菜を与えてご機嫌取りをしています。
小松菜をあげて、頭をよしよしと!

 
一見、『カピバラと遊んで、楽しそうだな』と思われるかもしれませんが、これが大事なのです!!
 これを続けて、発展させていくとカピバラの負担を少なくして、治療などもできるようになります。
現在、当園のカピバラでは、3頭中2頭は無麻酔で(ビビらせず)注射をすることが出来ます。(実際に今まで、注射などの治療をしてケガや病気を治してきました。)
残り1頭は途中加入の「しろとり」で、「しろとり」のためにも、彼らの頑張りは今後も続きます!!

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